プロジェクト管理や共同作業をより効率的に--生産性向上ウェブツール10選 - (page 2)

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2015-04-09 06:30

5.Collabtive

 「Collabtive」はオープンソースのプロジェクト管理プラットフォームで、プロジェクト、タスク、マイルストーンを追跡できるほか、ファイルの管理や時間の管理・レポーティングも行うことができる。このツールのプラグインには、モバイルアプリ、テンプレート、プロジェクトの優先順位管理、ガントチャートなどが用意されている。自分(や自分のチーム)や、ほかの人がどのような作業を抱えているかを整理するツールを探しているのであれば、Collabtiveを選んでおけば間違いはないだろう。チーム内での文書共有も行うことができる。このツールは無料であり、自前のサーバにインストールすることができる。動作にはPHP 5.2とMySQL 4.1または5.xを必要とする。

6.Cyn.in

 「Cyn.in」はエンタープライズクラスのオープンソース協調作業プラットフォームで、コンテンツ管理システム「Plone」上に構築されている。Cyn.inはwiki、ブログ、ファイルレポジトリ、イベントカレンダー、ブックマーク、掲示板、マルチメディアギャラリーなどの機能を持っている。Cyn.inではあらゆるものをカスタマイズ可能であり、アプリケーションごとに自由にスペース(作業エリア)を割り当てられる。組織内のより細かい単位で利用できるよう、各スペース内に構造化された下位スペースを作ることも可能だ。

 Cyn.inにはソーシャルコンポーネントが含まれており、ステータスの投稿、会話、投票、評価、ユーザープロフィールの表示などを行うことができる。Cyn.inには3つのバージョンが用意されている(正規価格と機能マトリクスはこのページにある)。

7.eXoプラットフォーム

 「eXo」はエンタープライズクラスのソーシャル共同作業ツールで、ユーザーはwiki、フォーラム、カレンダー、文書管理機能などを使って作業を行うことができ、これらの機能がすべて活動ストリームとソーシャルネットワークに統合されている。eXoのプラットフォーム設計は、ユーザーがお互いに関与することを促すようになっており、カスタマイズ性は高い。今では誰もがソーシャルネットワークツールを使っているため、企業にとってもユーザーにとっても導入時の抵抗は少ないだろう。

8.Comapping

 「Comapping」はチームが集まってブレーンストーミングをする時に使う便利なツールだ。これを使えば、ファイルを添付したり、リアルタイムで共同作業をしながら、メモやファイルのセットを作ることができる。すべてのアイデアは、簡単にデータを外挿できるフローチャート形式で整理される。各ノートにつき、20人までが同時に作業可能だ。5ユーザーライセンスは年額92ドルで、最高では年額612ドルの100ユーザーライセンスまで用意されている。

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