NTT東、ニフティクラウドに閉域網接続サービスを10月11日から提供

NO BUDGET

2016-09-01 18:47

 ニフティは8月31日、同社が提供するクラウドサービス「ニフティクラウド」において、NTT東日本と連携し、閉域網接続サービス「プライベートアクセス for クラウドゲートウェイ クロスコネクト」を10月11日から提供すると発表した。料金は「プライベートLAN」1契約あたり月額8000円(税別)。


 本サービスは、NTT東日本が10月11日から提供予定のクラウド接続サービス「クラウドゲートウェイ クロスコネクト」を申し込んだユーザーに対し、ニフティクラウドへの接続を提供するもの。NTT東日本の企業向け閉域網サービス「フレッツ・VPNワイド」または「フレッツ・VPNプライオ」との併用により、これらの閉域網を通じてニフティクラウドに接続することができる。

 なお、クラウドゲートウェイ クロスコネクトは、特定のパブリッククラウドへの直接接続に必要な通信回線・ラック・機器などのパッケージサービス。フレッツ・VPNワイド/プライオは、いずれも企業向け閉域網サービスで、フレッツ・VPNプライオではベストエフォート通信に加え、帯域優先機能を利用することで通信が込み合っている場合でも安定的な通信が可能。

 ニフティでは、より高セキュリティなクラウド接続を求める企業ユーザーの要望を受け、各回線事業者が提供する閉域網とニフティクラウドをあらかじめ物理的に接続し、プライベートLANで仮想的に分離することで、セキュアなクラウド接続を容易に実現するサービス「プライベートアクセス」を提供している。今回の新サービスで新たにNTT東日本の閉域網が追加され、より多くのユーザーがニフティクラウドへセキュアに接続できるようになるとのこと。

 プライベートアクセス for クラウドゲートウェイ クロスコネクトの概要は以下の通り。

  • 利用可能リージョン:east-1、east-2、east-3、west-1
  •  ※事前にプライベートLANの契約と、NTT東日本側の契約が必要。

  • 通信速度:100Mbpsまたは1Gbps(ベストエフォート)
  •  ※クラウドゲートウェイ クロスコネクトの契約内容に準ずる。

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