GMOクラウド、月額500円からのバックアップ&復元サービス--24時間365日の監視も

NO BUDGET

2016-08-29 12:28

 GMOクラウドは8月25日、ウェブサイトとデータベースのバックアップ&復元サービス「toroccaトロッカ! byGMO」を開始した。24時間365日の監視機能も備える。税別価格はライトプランが容量25Gバイトで月額500円(長期割引)から。

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 バックアップを自動保存するペースは、日(1日)、週(7日)、月(30日)から選択でき、任意のタイミングでもワンクリックで実行できる。ウェブサイトはFTP、SFTPのプロトコルで、データベースはMySQL、Microsoft SQL Server、PostgreSQLでバックアップする。最大30世代分(過去30回分、最長30カ月前)まで保存可能。保存する世代数も自由に選択できる。初回はフルバックアップを実行し、以降は変更や追加された差分データだけをバックアップするため、データの増加によるバックアップ取得時間の効率化が図れる。

 バックアップデータは、ウェブサイトを運用しているサーバと異なる場所に保存するため、自社サーバが損傷した際のデータ損失といったリスクにも備えられる。AES 256ビット暗号技術とSSL(Secure Sockets Layer)エンドポイントを使用しており、安全性の高い環境でデータ送信が可能となっている。

管理画面イメージ
管理画面イメージ(GMOクラウド提供)

 管理画面からワンクリックだけで過去30世代から任意のタイミングで復元できる。ウェブサイトの復元は「ファイル単位」「フォルダ単位」「ファイル/フォルダ単位」「全体ファイル」の4種類から選択可能。また、データベースの復元はデータベース単位で選択できる。

 ウェブサイトとデータベースを24時間365日体制で監視し、管理画面で確認できる「ウェブサイトモニタ監視」「ウェブサイトブラックリストモニタ」の機能を搭載する。

ウェブサイトモニタ監視の画面イメージ
ウェブサイトモニタ監視の画面イメージ(GMOクラウド提供)

 ウェブサイトモニタ監視機能は、ウェブサイトの表示速度をアメリカ、アジア、アフリカ、オセアニアの4大陸からチェックし、設定したタイムアウト時間を越えた場合はメールで通知する。

 ウェブサイトブラックリストモニタ機能は、Googleのセーフブラウジングを利用し、ウェブサイトとデータベースでマルウェアやフィッシングを検知した際にバックアップを自動で停止し、管理画面とメールで通知する。ウェブサイトへのアクセスの危険性を未然に防ぐとともに安全なサイト運営を支援するとしている。

 プランの内容と料金は次の通り(金額は全て税別、プラン変更は上位プランへの変更のみ可能)。

  • ライト:容量25Gバイト、月額料金は1カ月契約で625円(12カ月契約の長期割引で500円)
  • スタンダード:容量50Gバイト、月額料金は1カ月契約で1150円(12カ月契約の長期割引で900円)
  • プレミアム:容量250Gバイト、月額料金は1カ月契約で4750円(12カ月契約の長期割引で3750円)
  • エンタープライズ:容量500Gバイト、月額料金は1カ月契約で9000円(12カ月契約の長期割引で7000円)

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