ラックは9月25日、セキュアと提携し、テレワーク時の安全性を高めるソフトウェア製品「顔認証のぞき見ブロッカー」を発売した。
顔認証のぞき見ブロッカーは、PCのカメラと顔認証技術を利用して、事前に登録された人物以外の顔(のぞき見やなりすまし)や操作者が一定時間いない(不在)ことを検知すると、PCの画面をロックする。併せて操作画面のキャプチャー画像やカメラ画像をログとして保存、管理もできる。特定のアプリケーション、ファイルを利用する際や特定のIPアドレスを割り当てた際などの条件も設定できる。
利用イメージ(出典:ラック)
ラックによれば、同社が「働き方改革」の支援サービスを提供する中で、テレワーク時にのぞき見やなりすましなどの行為を懸念する企業があり、セキュアの顔認証技術の有効性を検証したという。その結果、PCの画面に貼り付けるのぞき見防止フィルターなど物理的なセキュリティ対策では防ぎ切れない行為への対策として、有効性を確認したとしている。
販売価格は端末1台当たり1万9800円。今後2年間で20社、1万ライセンスの販売を見込む。