Amazonは米国時間10月24日、2019会計年度第3四半期決算(9月30日締め)を発表した。利益は予想を下回り、第4四半期の見通しは弱含みとなった。同社のクラウド事業を担うAmazon Web Services(AWS)は今決算でもAmazonの営業利益の多くを占めたが、その成長率は前年同期および前期を下回った。
AWSの売上高(左)と営業利益の推移
AWSの第3四半期の売上高は前年同期比35%増の89億9500万ドル、営業利益は22億6100万ドルだった。
なおAWSの売上高は、2019年度第2四半期には前年同期比37%増、2018年度第3四半期には同46%増だった。
Amazonの第3四半期における純利益は21億3400万ドル、希薄化後1株あたりでは4.23ドルだった。なお、前年同期の純利益は28億8300万ドル、希薄化後1株あたりでは5.75ドルだった。また、第3四半期の純売上高は前年同期比24%増の699億8100万ドルだった。
純利益の推移
アナリストらは売上高を688億1000万ドル、1株あたり利益を4.62ドルと予想していた。
24日の決算報告によると、世界全体での出荷コストは前年同期比46%増の96億800万ドルだったという。
第4四半期について、Amazonは純売上高を800億~865億ドルと予想。アナリストらは873億7000万ドルと予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。