Googleが米国時間11月18日、CloudSimpleを買収したと発表した。CloudSimpleは、VMwareのワークロードをパブリッククラウドでネイティブに実行できる環境を提供している。買収金額は明らかにされていない。
CloudSimpleの中核となるテクノロジーは、VMwareのワークロードを「Microsoft Azure」や「Google Cloud Platform」(GCP)でネイティブに実行可能にするものだ。VMwareのワークロードの移行をサポートするほか、CloudSimpleのプラットフォームは、顧客向けに柔軟性と拡張性の高い消費モデルを実現する。
CloudSimpleは、春にVMwareがMicrosoftとクラウド分野での連携による「Azure VMware Solutions」を発表した際に、ソリューションのプロバイダーとされた。
7月には、GoogleがVMwareのワークロードのサポートについて明らかにした際に、その一環としてCloudSimpleのGCP向けサービスが登場した。
今回の買収で、CloudSimpleはGoogle Cloud部門に加わり、移行サービスなどを強化していくとGoogleは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。