ディノス・セシール、「Oracle EBS」をAWS移行--柔軟なインフラ拡張を可能に

NO BUDGET

2019-12-04 11:14

 総合通信販売事業を展開するディノス・セシールは、オンプレミスで稼働する「Oracle E-Business Suite」(Oracle EBS)をAmazon Web Services(AWS)のクラウド基盤へ全面移行し、2019年9月に稼働を開始した。移行を担当したシステムサポートが11月26日に発表した。

 AWSへの移行により、今後はサーバーの更新の必要なく、Oracle EBSが利用可能となったほか、ビジネス規模の拡大に合わせてスピーディーにITインフラを拡張できるようになった。

 AWS移行に当たってはPoC(概念実証)を実施し、システムサポートが3カ月間にわたり、従来環境の調査や移行用環境の設計・構築、オンプレミスからAWSへのサーバーおよびデータの移行、移行後のOSおよびOracle EBSの起動確認などを行った。PoCはインフラ部分のVmimportとOracle EBSの複製機能(Rapid Clone)、DBデータ移行を組み合わせて実施している。また、本番移行に伴うオンプレミスからの切り替え、AWSを活用したアーキテクチャーやインフラ設計の支援、環境構築などもシステムサポートが担当した。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]