Google Cloudは、マルチクラウド環境のワークロードを管理する「Anthos」プラットフォームがベアメタル環境でもGA(一般提供開始)となったと発表した。
Anthosは、複数のワークロードの管理プレーンを提供するためのハイブリッドクラウド/マルチクラウドプラットフォームだ。
今回のベアメタル版は、ハイパーバイザーに依存することなくモダンアプリケーションを展開したり、あるいはハードウェアリソースに制約のあるエッジロケーションで利用したりできるようになるという。エッジロケーションにおけるシステム最小要件は2ノード(4コア以上)、32GBメモリーおよび128GBディスクで、同社はこれによりベアメタル版を大半のインフラストラクチャー上で実行できると説明する。
構成はスタンドアロンもしくはマルチクラスターで、スタンドアロンはエッジロケーションでの実行などに適しているという。マルチクラスター構成では、複数のクラスターを一元的に管理できる。
インテルはベアメタル版Anthosのリファレンスアーキテクチャーを提供している