Google Cloudは世界で拠点を拡大している。米国時間12月21日、新たなクラウドリージョンをチリ、ドイツ、サウジアラビアに開設すると発表した。
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顧客データを国内にとどめておくことを要求するデータ主権に関する法律が世界各国で施行される中、ハイパースケールクラウドプロバイダーにとって新リージョンの追加は必要不可欠になってきている。またGoogle Cloudは2020年、同社のハイブリッドな、各業界向けのソリューションを強化してきた。
Google Cloudは2020年、インドネシアのジャカルタ、米国のラスベガス、ソルトレイクシティ、韓国のソウルに新たなリージョンを開設した。さらにカタールのドーハ、マドリード、ミラノ、パリでも開設を予定している。
ドイツに追加される新リージョンは、フランクフルトの既存データセンターを補完するものとなる。Googleはこれまでに、カーボンフットプリントを増大させることなく、データセンターを増やしていくと約束している。
また、サウジアラビアの新たなクラウドリージョンでは、Saudi Aramcoの支援を受けた現地のリセラーがクラウドサービスを提供することになるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。