クラウドベースのデータウェアハウスの草分けであるSnowflakeは米国時間8月25日、2022会計年度第2四半期決算(7月31日締め)を発表した。売上高はアナリストらの予想を上回り、同社は通期の製品売上高の見通しを引き上げた。
最高経営責任者(CEO)のFrank Slootman氏は、「Snowflakeは第2四半期も好調な業績を維持し、顧客消費の力強さを反映して製品売上高は3桁の伸び率を記録した」と述べている。
また同氏は、「売上継続率が169%に増加した一方、われわれは粗利益と売上高営業利益率の効率性を高め、調整後フリーキャッシュフローは3期連続でプラスだった」とコメントした。
第2四半期の売上高は前年同期比で2倍以上となる2億7220万ドル、純損失は1株あたり64セントとなった。
総売上高には、前年同期比103%増の2億5460万ドルとなる製品売上高が含まれている。この額は同社が予想していた2億3500万〜2億4000万ドルを上回っている。
受注残の指標となる履行義務残高は前年同期比122%増の15億ドルとなった。
第3四半期の見通しについて、同社は製品売上高が前年同期比89〜92%増の2億8000万〜2億8500万ドルになるとしている。この額は2億7200万ドルというコンセンサスを上回っている。
同社は通期の見通しについて、製品売上高を10億6000万~10億7000万ドルと予想しており、10億2000万~10億3500万ドルとしていた見通しを引き上げた。コンセンサスは10億1800万ドルとなっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。