シネックスジャパンは1月7日、2022年1月1日付で社名を「TD SYNNEX」(ティーディーシネックス)に変更したと発表した。住所や電話番号の変更はないという。
新しい会社名のロゴ
社名変更の背景には、米SYNNEX Corporationと米Tech Data Corporationとの合併があるとしている。合併を受けて2021年9月、米TD SYNNEX Corporationが誕生した。
TD SYNNEXは、国内外の製品やサービスを組み合わせて付加価値を高め、顧客の課題を解決するソリューションを提供する「ソリューションアグリゲーター」だとしている。今後は、米TD SYNNEXのアジア太平洋と日本地域における代理店として、国内顧客のテクノロジー&ソリューションパートナー、アドバイザーとしての役割を担う。
TD SYNNEX 代表取締役社長の國持重隆氏は、米国本社の合併と社名変更について次のように述べる。
TD SYNNEX 代表取締役社長の國持重隆氏
「2021年、SYNNEXとTech Dataが合併したことで、グループ全体の従業員数は2万2000人を超え、グローバルにおける最大規模のITディストリビューターとなった。日本市場においても、今までの北米を中心とした拠点だけでなく、今後はアジア、ヨーロッパにおける拠点が増えたことで、100カ国以上において新たな共創の機会を生み出すことが可能となる」
「社名変更による、既存サービスの変更はない。われわれは、これからも皆さまのテクノロジー&ソリューションのパートナー・アドバイザーであり続けるとともに、TD SYNNEXのグローバルネットワークを生かして付加価値の高いサービスの提供を目指している」(國持氏)