シネックスジャパンが社名変更--1月1日付で「TD SYNNEX」に

大場みのり (編集部)

2022-01-07 13:53

 シネックスジャパンは1月7日、2022年1月1日付で社名を「TD SYNNEX」(ティーディーシネックス)に変更したと発表した。住所や電話番号の変更はないという。

新しい会社名のロゴ
新しい会社名のロゴ

 社名変更の背景には、米SYNNEX Corporationと米Tech Data Corporationとの合併があるとしている。合併を受けて2021年9月、米TD SYNNEX Corporationが誕生した。

 TD SYNNEXは、国内外の製品やサービスを組み合わせて付加価値を高め、顧客の課題を解決するソリューションを提供する「ソリューションアグリゲーター」だとしている。今後は、米TD SYNNEXのアジア太平洋と日本地域における代理店として、国内顧客のテクノロジー&ソリューションパートナー、アドバイザーとしての役割を担う。

 TD SYNNEX 代表取締役社長の國持重隆氏は、米国本社の合併と社名変更について次のように述べる。

TD SYNNEX 代表取締役社長の國持重隆氏
TD SYNNEX 代表取締役社長の國持重隆氏

 「2021年、SYNNEXとTech Dataが合併したことで、グループ全体の従業員数は2万2000人を超え、グローバルにおける最大規模のITディストリビューターとなった。日本市場においても、今までの北米を中心とした拠点だけでなく、今後はアジア、ヨーロッパにおける拠点が増えたことで、100カ国以上において新たな共創の機会を生み出すことが可能となる」

 「社名変更による、既存サービスの変更はない。われわれは、これからも皆さまのテクノロジー&ソリューションのパートナー・アドバイザーであり続けるとともに、TD SYNNEXのグローバルネットワークを生かして付加価値の高いサービスの提供を目指している」(國持氏)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]