日本ユニシスが商号変更--2022年に「BIPROGY」へ

ZDNET Japan Staff

2021-05-07 15:52

 日本ユニシスは5月7日、2022年4月1日付で商号を「BIPROGY(ビプロジー)」に変更する方針を発表した。6月開催の定時株主総会で正式決定する。

ロゴの変更
ロゴの変更

 「BIPROGY」は、光が屈折・反射した時に見える7色の英単語(Blue、Indigo、Purple、Red、Orange、Green、Yellow)の頭文字を使った造語で、「さまざまなビジネスパートナーや多種多様な人々がもつ光彩を掛け合わせ、混とんとした社会の中で新たな道を照らし出すこと」「光彩が状況に応じて変化するように、社会や環境変化に応じて提供する価値を変えていくこと」の2つの意味を込めたという。

 今回の変更は、同日発表した2030年の経営目標「Purpose、Principles、Vision2030」および2021年度末までの3カ年の経営方針に基づくもの。ここでは、「先見性と洞察力でテクノロジーの持つ可能性を引き出し、持続可能な社会を創出」を経営のパーパス(目的)に掲げている。

「Purpose、Principles、Vision2030」の概要
「Purpose、Principles、Vision2030」の概要

 同社は、「日本初の商用コンピューター納入以来60年以上にわたり社会や産業を支えるシステム構築やITサービスの提供により日本国内の情報サービス産業をけん引し、持続可能な社会の実現に向けて、早くから業種・業態の垣根を越えさまざまな企業をつなぐビジネスエコシステムの中核となり、顧客・パートナーとともに、社会を豊かにする新しい価値の創造と社会課題の解決に取り組んできた」とコメント。経営パーパスに掲げる「社会的価値創出企業への変革」の一環として商号を変更する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  4. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

  5. クラウドコンピューティング

    Snowflakeを例に徹底解説!迅速&柔軟な企業経営に欠かせない、データ統合基盤活用のポイント

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]