日本ユニシスは5月7日、2022年4月1日付で商号を「BIPROGY(ビプロジー)」に変更する方針を発表した。6月開催の定時株主総会で正式決定する。
ロゴの変更
「BIPROGY」は、光が屈折・反射した時に見える7色の英単語(Blue、Indigo、Purple、Red、Orange、Green、Yellow)の頭文字を使った造語で、「さまざまなビジネスパートナーや多種多様な人々がもつ光彩を掛け合わせ、混とんとした社会の中で新たな道を照らし出すこと」「光彩が状況に応じて変化するように、社会や環境変化に応じて提供する価値を変えていくこと」の2つの意味を込めたという。
今回の変更は、同日発表した2030年の経営目標「Purpose、Principles、Vision2030」および2021年度末までの3カ年の経営方針に基づくもの。ここでは、「先見性と洞察力でテクノロジーの持つ可能性を引き出し、持続可能な社会を創出」を経営のパーパス(目的)に掲げている。
「Purpose、Principles、Vision2030」の概要
同社は、「日本初の商用コンピューター納入以来60年以上にわたり社会や産業を支えるシステム構築やITサービスの提供により日本国内の情報サービス産業をけん引し、持続可能な社会の実現に向けて、早くから業種・業態の垣根を越えさまざまな企業をつなぐビジネスエコシステムの中核となり、顧客・パートナーとともに、社会を豊かにする新しい価値の創造と社会課題の解決に取り組んできた」とコメント。経営パーパスに掲げる「社会的価値創出企業への変革」の一環として商号を変更する。