PDF Report at ZDNET

導入期に入るマイクロサービス、メリットと留意すべき課題

PDF Report@ZDNET

2022-09-12 06:00

 アプリケーションをより迅速に開発し、改善できる手法として、マイクロサービスが大きく注目されている。小さな機能を提供するアプリケーションである複数のサービスを、API経由で緩やかに連携し、あたかも1つの大きなアプリケーションであるかのイメージで処理するアプリケーション開発手法である。

 従来のアプリケーションは、構成するソフトウェア同士やソフトウェア内部の機能が密連携していることが多く、実質的に一枚岩になっていることが多い。それにより、変更における影響範囲が読みにくく、試験を改めて実施しなくてはならないなど、課題を抱えることになる。

 マイクロサービスでは、構成するサービス間が疎結合であるため、銀行であれば、預金、認証、貯蓄などを比較的簡単に連携させ、手軽に短時間で大きなアプリケーションをつくれる。既にみんなの銀行やJCBをはじめとする大手金融機関や百貨店などの伝統的企業も導入に着手しているという。

 一方で、中核技術であるAPIにセキュリティの懸念があるなど、一筋縄ではいかない面もある。マイクロサービスによるアプリケーション開発について紹介する記事を集めた。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]