日本ユニシスは11月30日、WindowsやLinuxなど複数の異なるオペレーティングシステム(OS)を同時に並行して処理できるCMP2(Cellular Multi-Processing2)アーキテクチャを採用したメインフレーム「Unisys ClearPath Plus Server CS680L」シリーズの販売を同日より開始すると発表した。
CS680Lシリーズは、米Unisysメインフレーム専用OSである「MCP」環境で稼働する大型機「CS585L」シリーズの後継機に位置付けられる。デュアルコア・プロセッサ搭載ASICを採用し、単一プロセッサ当たりの処理性能を前機種より30%向上させたという。
新製品の出荷にあたり日本ユニシスは、標準で提供される基本ソフトウェア群「IOE(Integrated Operating Environment)」に、これまでオプションとして提供していたセキュリティ機能を追加する。
ハードウェア、ソフトウェア、保守料金を含む最小構成価格(税別)は、月額1050万円。