日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は2月15日、AIX 5L/Linuxサーバ「IBM System p5」シリーズの製品ラインアップを拡充すると発表した。
エンタープライズサーバ「IBM System p5 575 スーパー・コンピューティング・クラスター・ノード」と「同570」に、動作周波数2.2GHzのIBM POWER5+プロセッサ搭載版を追加。プロセッサコアあたりのトランザクション処理性能を向上し、競合他社製品との差異化を図る。それぞれエンタープライズサーバ「IBM eServer p5 575」「同570」から改称したモデル。
またPOWER5+プロセッサ2基と36MバイトのL3キャッシュを2基を集積したQuad Core Module(QCM)の搭載モデルとして「510Q」「520Q」「560Q」の3モデルを追加。同モジュールは従来「550Q」モデルのみに搭載していたもので、8基の仮想プロセッサを同時実行する機能を備える。
このほかPowerPC 970プロセッサを搭載したエントリーサーバ「185」と、ワークステーション「IntelliStation POWER 185」を新たに提供する。
税別価格は以下の通り。
IBM System p5シリーズ
575モデル:4402万8800円から
570モデル:1132万9000円から
560Qモデル:603万5600円から
520Qモデル:229万3700円から
510Qモデル:168万2600円から
185モデル:41万9500円から
IBM IntelliStation POWER 185:84万100円から