日本IBMは2月2日、POWER5プロセッサ搭載のLinuxサーバ「IBM eServer OpenPower 710」を発表した。出荷開始は2月18日を予定している。
OpenPower 710は、IBMの新しい64ビットプロセッサPOWER5を搭載している。オペレーティングシステムにLinuxを使い、メインフレームの高機能を引き継ぎながら、低価格と汎用性を実現させていることが特徴。日本IBMはすでにインテル製64ビットプロセッサを搭載したxSeriesを販売しているが、同価格帯でPOWER5を搭載したこの製品の発売により、64ビットLinuxサーバ市場に本格的に参入する意欲を見せている。
OpenPower 710の概要は以下の通り。
- 価格:
1ウェイ構成 46万2500円より(消費税抜き)
2ウェイ構成 65万900円より(消費税抜き) - POWER5 1.65GHz 1ウェイまたは2ウェイプロセッサ搭載
- ラックマウント型(2Uサイズ)
- メモリ:最大32GB
- 内蔵ディスク:最大587GB