ECサイトやCRMサイトの構築、ポイントシステム導入などのソフトウェアフレームワークを開発・販売するベイテックシステムズは3月6日、電話会議とPCの画面共有ができる会議室サービス「サテライト会議室」を無料で公開することを発表した。
同社が進める「サテライトオフィス・プロジェクト」の中で始める。Googleカレンダーで共有されるサテライト会議室のスケジュールの状況を見て、利用をベイテックシステムズに申し込むことで、利用することができる。無料で公開するサテライト会議室は当面1室としているが、今後の展開次第では2〜3室も公開することもあり得るとしている。
サテライト会議室は、異なる場所にいる人間が指定された電話番号にかけると全員が電話会議に参加できると同時に、参加メンバーのPC画面が全員に公開することができる。参加できる人数は5〜10人を想定している。
遠隔地との会議、複数拠点会などでの活用、遠隔地にいるユーザーとの打ち合わせ、小規模なオンラインセミナーの実施などを想定している。同サービスを利用することで、遠隔地のビジネスでのコミュニケーションの円滑化、会議のための出張にかかる交通費や移動時間を削減できるなどのメリットがあるとしている。
サテライトオフィス・プロジェクトは、リモート環境でビジネス支援を目指すというもの。同プロジェクトは、勤務時間の6%を自分の好きなプロジェクトに費やすという、同社の“6%ルール”から開発された。また、今回のサテライト会議室は、同社がGoogle Apps/Google App Engineの導入支援で得たノウハウをもとに開発された。