ソフトイーサは10月25日、VPNソフト「PacketiX VPN 2.0」の評価などを目的とする実験サービス「PacketiX.NET実験用オンラインサービス」の無償提供を開始した。
同サービスは、PacketiX VPN 2.0の安定性、性能、セキュリティを評価するほか、技術的な改良を目的とするサービス。ソフトイーサは、今回「ASP型VPN実験サービス(仮想HUBホスティングサービス)」と「セキュアインターネット実験サービス」という2種類のサービスの提供を始めた。
仮想HUBホスティングサービスを使うと、仮想的なHUBを作成し、インターネットを介したコンピュータ同士のVPN接続、LANへのリモートアクセスVPN接続、LAN同士の拠点間VPN接続などが利用できる。また、セキュアインターネット実験サービスでは、インターネットとのあいだの全通信をゲートウェイサーバ経由でSSL暗号し、通信の安全を確保する。
なお、2004年12月22日から運用してきた「SoftEther VPN 2.0実験用公開VPNサーバー」の機能は、セキュアインターネット実験サービスに移行/統合した。
ソフトイーサでは、「各サービスと同等レベルの商用サービスが通信事業者などによって提供開始された後に、当該サービスの実験を終了する」としている。