ソフトイーサ、レイヤ2型VPNソフト向けVoIP用QoS処理技術を開発

ニューズフロント 2006年07月31日 21時40分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ソフトイーサは7月31日、TCP/IP上のレイヤ2型VPNソフト向けVoIP/QoS処理技術を発表した。この技術を利用すると、ネットワークが混雑している場合でも、VPN経由のIP電話で音質が向上するという。ソフトイーサはVPNソフト「PacketiX VPN 2.0」に同技術を組み込み、マイナーアップデート版「PacketiX VPN 2.0 Option Pack」として8月に提供を開始する予定だ。

 これまでPacketiX VPN 2.0の構成するTCP/IP VPNトンネル内部では、特定のパケットを優先的に処理することなく、すべてのイーサネットフレームを同等にキューイング、伝送していた。今回開発した技術は、PacketiX VPN 2.0で構成されるレイヤ2VPNを用いた通信について、パケットに付加された優先度情報に応じて優先制御や帯域確保などを自動的に実施し、QoS処理を実現可能とした。VPN経路上にあるルータなどがQoS機能を備えていなくても、同技術のQoS処理は利用できる。

 同技術により、VoIPパケットなどのように低遅延、低ジッタが要求される通信パケットを、ほかのパケットより優先的にVPN伝送できる。その結果、ファイルダウンロードなどのトラフィックでネットワークが混雑している場合でも、VPN経由IP電話の通話音質は悪化しにくい。

 複数の離れたLAN同士を接続して仮想的な単一ネットワークを構築するPacketiX VPN 2.0のレイヤ2型VPN機能と、今回のVoIP/QoS処理技術を組み合わせることで、拠点間をまたがる形のIP電話内線システムを低コストで実現できる。「高品質なIP電話システムを、安価なブロードバンドインターネット接続を用いて構築可能となり、通信コストやハード費用、管理コストの削減につながる」(ソフトイーサ)

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算