トレンドマイクロは9月14日、ウイルス対策などのセキュリティ機能をクライアントPCにオンラインで提供するサーバ向けソフト「ウイルスバスターオンラインスキャン サーバエディション」を発表した。10月31日から出荷する。
この製品は、サービスプロバイダなどに向けたセキュリティソフト。導入したプロバイダは、ウイルスやスパイウェアの検出や復旧、脆弱性診断といったWindows向けサービスを、サーバ経由で提供可能になる。クライアントPCのユーザーは、使用するPCに特別なソフトをインストールせずに、各種セキュリティ機能をオンラインで利用できる。
対応OSは、サーバ側がMicrosoft Windows 2000 ServerまたはWindows 2000 Advanced Server。クライアント側がMicrosoft Windows 98/98SE/Me/2000/XPとなっている。
プロバイダへの提供価格は個別見積もり。ユーザーへの提供価格は導入プロバイダが設定する。同社では、1年間で20社の導入を目指す。