ニフティ、オラクル製ミドルウェアの採用で会員情報分析を強化

CNET Japan Staff

2007-02-21 13:56

 日本オラクルは2月20日、ニフティが会員管理データベース(DB)の情報分析と活用を行う新システムの構築で同社のミドルウェア製品群を採用したことを発表した。

 新システムは、Oracle Database 10g Release 2を基盤として、多次元OLAP(オンライン分析処理)「Oracle OLAP」、ETL(データの抽出・変換・挿入処理)機能「Oracle Warehouse Builder 10g」、およびビジネスインテリジェンス機能「Oracle Business Intelligence Suite」を組み合わせて構築する。

 システム基盤は、DBの仮想化を実現する「Oracle Real Application Clusters」、ストレージの仮想化を実現する「Automatic Storage Management」、仮想化されたアプリケーション実行環境「Oracle Application Server 10g Release 3」、運用管理機能「Oracle Enterprise Manager」といったグリッド技術によって仮想化した。

 セキュリティ面では、「Oracle Internet Directory」によるID一元管理と「Oracle Advanced Security」によるデータベース暗号化を実装している。

 ニフティは、より高品質で会員のニーズに合致した多様なサービスの提供を目指し、新システムで会員管理DBの情報分析と活用を行う。同システムによりサービス担当者は、多次元分析による仮説検証からの企画立案や、サービス使用傾向のリアルタイムな把握が可能になる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  2. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  3. クラウドコンピューティング

    生成 AI リスクにも対応、調査から考察する Web ブラウザを主体としたゼロトラストセキュリティ

  4. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  5. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]