日本オラクル(新宅正明社長)と日立システムアンドサービス(中村博行社長)は、オラクルのSOAを強化した新ミドルウェア基盤「Oracle Fusion Middleware」の分野で協業し、「Fusion Middlewareプロジェクト」を開始した。
協業第一弾として、日立システムの持つ、経営情報を可視化し企業のパフォーマンス管理をするソリューション技術を活用して、ビジネスインテリジェンス(BI)分野へ展開する。また、日立システム内に「Fusion Middlewareプロジェクト」専門組織を設立する。
今後は、情報技術(IT)で得た経営情報を企業戦略に有効的に活用していくソリューション「Oracle Business Intelligence」の積極的な営業活動や、同製品の拡販を目的としたマーケティングを共同で行う。業種向けテンプレートの共同開発も行い、同ソリューションで年間30社以上への導入を目指す。