人材紹介業のジェイ エイ シー ジャパン(JACジャパン)と日本オラクルは3月14日、JACジャパンがオラクルのアプリケーション製品群「Oracle E-Business Suite」の人事管理アプリケーション「Human Resources Management」を活用し、人事管理システムを刷新したことを発表した。新システムは3月12日に稼働した。
JACジャパンは、人材紹介市場の伸びに伴ってビジネスを拡大。事業規模は5年前の3倍超、従業員数も同期間で504人に拡大。2007年度には4割強の増員を計画しており、分散された人事データの統合と柔軟性、拡張性の高い人事管理システムへの刷新を決定した。
同社では従来、書類や表計算ソフトによるデータ管理で人事情報を管理した。データの一元管理、システムの柔軟性、拡張性、財務会計システムや営業管理システムとのスムーズな連携が可能な点などを高く評価した結果、Oracle EBS HRの採用を決定している。
今後、従業員の教育研修の強化も検討しており、Oracle EBS HRのEラーニングの導入や受講管理などの機能も追加していく予定としているという。
今回のシステム刷新では、最優先に機能追加や変更を行わなかったことで、導入作業開始から約3カ月で稼動させた。