全米科学財団、グリッドコンピューティングプロジェクトに1億4800万ドル

Stephen Shankland (CNET News.com) 2005年08月23日 17時57分

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 全米科学財団(NSF)は、今後5年間に1億4800万ドル以上の巨費を投じ、別名「TeraGrid」とも呼ばれている、相互接続された一連のスーパーコンピュータの集合である「Extensible Terascale Facility」を拡張することになった。

 NSFは長年、TeraGridの構築と運営に資金を提供してきた。このプロジェクトは、もともとNational Center for Supercomputing Applications(NCSA)とSan Diego Supercomputing Centerで運用されていた、Itaniumベースのクラスタをつなげることから始まったが、後には範囲を拡大し、Pittsburgh Supercomputing Centerなど他のサイトも接続するようになった。

 連邦予算局によると、新たな資金のうち4800万ドルは、シカゴ大学が主導する取組みに充当されるという。この予算は総合的なシステムの構築、ソフトウェアの統合、システムの運用とユーザーサポートの調整に充てられる。残りの1億ドルは、TeraGridに参加している8つのサイトの運営とサポートに充てられる。

 これまで約1000人の科学者がTeraGridを利用しているが、この利用者数は2009年までに少なくとも3000人まで増加すると予想されている。このシステムを利用した研究プロジェクトには、脳メカニズム、暴風雨予測、病気診断、地震の影響の予測、地下水汚染除去プロジェクトの計画、宇宙の膨張に関係のある「暗黒エネルギー」の研究などがある。

 TeraGridプロジェクトには、このほかにインディアナ大学、オークリッジ国立研究所、パーデュ大学、テキサス高度コンピューティングセンター、シカゴ大学、アルゴンヌ国立研究所が参加している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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