IPA、オープンソースの活用事例や性能評価をまとめた「OSS iPedia」を公開

永井美智子(編集部) 2006年05月15日 22時41分

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 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は5月15日、オープンソースソフトウェア(OSS)の活用事例や性能評価をまとめた「OSS iPedia」を公開した。オープンソースソフトウェア・センターの活動を通じて蓄積した情報を集約している。

 OSS iPediaは、OSSに関して性能評価、導入事例のほか、用語集やQ&A形式の解説記事などが集まったデータベースだ。一般の人が性能評価や導入事例を投稿することも可能で、登録情報にコメントを付けることもできる。

 性能評価情報は、IPAが2004年以降進めてきた「信頼性・性能評価手法及び障害解析ツール」プロジェクトの成果をもとにしている。登録情報は当初約200件で、性能評価方法、システム構築に必要なソフトウェアやサーバ種別などの項目で検索できる。評価プロセスはすべて公開されており、評価データのダウンロードも可能だ。

 導入事例情報は、16社が登録した約70件のシステム構築事例が登録されている。業種やシステムの用途・規模などの項目から検索できる。

 一般の人が登録したデータは、IPAがチェックした上で公開する。評価ツールや手順、ソフトウェアをチューニングした場合にはそのパラメータなども公開することが条件とのことだ。

 Q&Aや用語集などについては、OSSに関連する基本的事項や最新トピックスなどが約400項目公開されている。

 IPAではOSS iPediaのターゲットを「業務などでOSSを理解しなければならない人」としており、データベースを充実させることでOSSの利用を促す考えだ。

060515_ipa_a.gif OSS iPediaに掲載された性能評価の例。MySQL 5.0ではCPUコア数の増加がCPU数増と同様に効果があるものの、デュアルコアでハイパースレッディング技術を利用してもほとんど効果がないとの結果が出た
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