日本OSS推進フォーラムは4月4日、OSS利用者がTCOの観点でプラットフォーム選択を行うことを支援する解説資料「オープンソースソフトウェアのTCOガイド Ver1.0」を公開した。
オープンソースソフトウェア(以下OSS)はTCOの削減につながるという観点で注目を集めている。しかし従来のTCO関連資料は複雑かつ発表者によって観点が違うため混乱が出やすかった。その状況を鑑み、日本OSS推進フォーラムのビジネス推進ワーキンググループが作成したのがこの資料だ。
対象は情報システム部門の責任者や期間担当者といったOSS利用者自身と、彼らに情報提供などを行うベンダー、システムインテグレータの提案責任者や技術者となっている。
資料の内容は、TCO評価項目の整理や、TCO評価への提案、TCO評価項目詳細など。PDF形式で公開されており、日本OSS推進フォーラムのウェブサイトで確認することが可能だ。