サイボウズ、大規模向けグループウェア「ガルーン」新バージョンを発売--1万人規模に対応

CNET Japan Staff 2008年04月14日 20時52分

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 サイボウズは4月14日、大規模向けエンタープライズグループウェア「サイボウズガルーン2」の新バージョン「サイボウズガルーン2 バージョン2.5.0 (ガルーン2.5)」の販売を開始した。60日無償体験版は、同社ウェブサイトからダウンロードできる。

 サイボウズガルーンは、小規模向けの「サイボウズOffice」に対し、数百〜3000人規模のユーザーを想定した中堅および大規模企業向けのグループウェア製品。企業ポータルの構築機能、他システムとの連携機能などを備え、現在、1600社、75万以上のユーザーが利用しているという。ガルーン2.5では、既存ユーザーからのフィードバックを参考に、1万を超える大規模ユーザーでの利用に対応するスケーラビリティ、検索システムのサポート、管理権限委譲への対応などをはじめとする機能強化が行われた。

 今回、最大の強化ポイントとなっているのがスケーラビリティの向上だ。既存のバージョンでは、推奨規模である3000人以上のユーザーで利用する場合、特別なシステムのチューニングが必要になっていたが、今回の機能改良により、アプリケーション単位でのデータベース(MySQLを利用)を分割して、システム負荷の分散を図ることが可能になった。これにより、1万人規模での大規模な運用にも対応するという。

 同日、ガルーン2.5と連携する「サイボウズ全文検索サーバーforガルーン」の販売が開始された。これは、掲示板、社内メール、Webメール、ファイル管理の各アプリケーション内にある情報を横断的に全文検索できるオプション。検索を行うユーザーのアクセス権を考慮した結果表示が行える。また、多くの拠点を持つ企業向けに、システム管理者が各拠点の管理を他のユーザーに権限委譲できる「管理権限委譲機能」が用意されたことにより、大規模での運用がより容易になったという。

 サイボウズガルーン2の動作環境は、サーバ側OSが、Windows Server 2003 Standard Edition(SP2)、Windows Server 2003 Enterprise Edition (SP2)、Red Hat Enterprise Linux AS 4/ES 4/5 Advanced Platform/5。Webサーバが、Apache 2.0/2.2、IIS 6.0。クライアント側はWindows(Internet Explorer 6.x/7.x、Mozilla Firefox 2.0)およびMacintosh(Safari 2.0、Mozilla Firefox 2.0)に対応。サーバについては、上記以外の64ビットOS、SUSE LINUX、MIRACLE Linux などについて、順次動作検証を行う予定。

 ライセンス価格は、50ユーザー版の60万円(税別)より。「サイボウズ全文検索サーバーforガルーン」の価格は、50ユーザー版の19万8000円(税別)より。

 サイボウズでは、ガルーン2.5の発売に合わせ、同製品の大規模ユーザー(3000名以上)向けの販売を強化する。営業担当とシステムエンジニアから構成される新たな営業部隊を新設。コンサルティングやAPIレベルでのカスタマイズ等を積極的に行い、今年度中に4億円の売り上げを目指す。

ガルーン2.5 最新の「ガルーン2.5」では、スケーラビリティの向上が図られ、3000ユーザー以上、1万人規模での運用に対応した。
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