【た】誰かいる ふたりをつなぐ 糸の上
通信している2者の間に入り込み、盗聴や改ざん、パスワードの盗難などの不正行為を行う中間者攻撃(Man in the Middle Attack)は、双方になりすますため、気づかないこともあるので注意が必要だ。
【よ】よく言えば共有 実はタダ漏れ?
情報は共有し、活用することで初めて生きてくるものだが、その一方で安易な共有は漏えいにもつながる。共有とセキュリティを両立するためには、情報の重要度を設定し、役割に応じたアクセス権限を明確にするルール化が重要。
【か】架空請求 読まずに捨てた
誰もが持っている「ちょっと、やましいアレやコレ」につけ込んでくるのが架空請求メールの手口。そのようなメールは無視するのが一番で、あわてて個人情報を提供したり、問い合わせたりしてはいけない。
【り】理解せず「同意」を押して大失敗
利用規約はつい読み飛ばして「同意」ボタンをクリックしてしまいがちだが、同意は契約書類のハンコのようなもの。むやみに同意するとトラブルになりかねないのできちんと読んで責任を持とう。
【ち】躊躇しないでLANから隔離
ウイルスに感染した! どうしよう! まずはネットワークケーブルを抜くことが最優先。ウイルスに感染してしまったパソコンは、いわば「被害者にして加害者」。あわてふためいている間にも、周囲にウイルスをまき散らしているかもしれない。
かるた大会は他の企業と交流もできる貴重な機会
第1試合の結果は、個人1位を「We (※) KARUTA」(※はハートマーク)チームの岡野さんが獲得し、賞品として「PlayStation Vita」が贈られた。また、団体1位も「We (※) KARUTA」チームという結果になった。賞品は今人気のマッサージクッションである。
「We (※) KARUTA」は、5年連続参加している常連チームだ。今回優勝した岡野さんは、「当日の雰囲気やルールなどを先輩から教えられ、業務時間外に週に3日、1日2時間ほど練習を重ねて試合に臨みました」と打ち明ける。
また、チームメイトの中山さんは「We (※) KARUTAは一昨年優勝したものの、去年優勝を逃したので、今年はリベンジできてほっとしています」と話す。個人3位も獲得した紅一点の村井さんも、「このようなかるたでセキュリティ知識を学べるのは楽しいですし、他の企業の方々と交流できる貴重な機会になりました」と満足な様子だ。来年もまた、彼らの後輩達がチャレンジしてくる予定だという。