セキュリティ基盤が組み込まれたクラウドソリューション拡大
セキュリティ基盤を組み込んだクラウドソリューションの本格的な活用が始まる。国内SaaS型セキュリティソフトウェア市場の前年比成長率は15.0%と予測。また、クラウドサービス間、ソーシャルメディア間でのIDフェデレーション(連携)やID管理が課題になる。AWS上でのセキュテリィ基盤などの構築などが進むとする。
クラウドでのソーシャル技術のマーケティング利用
B2B領域でのソーシャル活用が進む。リードナーチャリングなどマーケティングオートメーションが進む。具体的な企業やサービスとしては、Salesforce.comの「Salesforce1」、Microsoftの「Marketing Pilot」、Oracleの「Eloqua」、Adobeの「Neolane」などの動向が注目できるという。
IoT/M2Mの主導権争い
IDCでは、IoTを「世の中に存在するさまざまなモノがネットワークを介してつながることによって実現されるすべてのサービス」を指しており、それにかかわるデバイス、ネットワーク、データ分析基盤、アプリケーションなどあらゆる市場を包含したものをIoT市場と定義している。世界市場規模は、2012年が4兆8000億ドルで、2020年は8兆9000億ドル(CAGR: 7.9%)になる見込み。「IoT/M2Mの主導権争いが本格化する元年」(中村氏)とのこと。
レポート内では、IDCの提言として「経営層を市場変化に気づかせるべき」「LOBマネージャーが顧客リーチの仕掛けづくりをデザインすべき」のほか5項目を挙げている。
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