RSA、セキュリティ調査ツール強化--時系列分析の新機能

ZDNET Japan Staff

2017-09-27 12:11

 EMCジャパン RSA事業本部は9月27日、標的型攻撃対策のセキュリティツール群の最新版「RSA NetWitness Logs 11」と「RSA NetWitness Packets 11」を発表した。セキュリティ分析担当者の業務を効率化する機能が強化された。

 RSA NetWitnessは、組織のセキュリティ対策部門向けのツール群。最新版では、アラートからセキュリティの関連性が認められる通信やログを自動的に抽出して時系列で表示する「ストーリーライン」機能を追加した。これにより、組織外部への通信や外部からの通信、通信先のIPアドレスやドメイン、使われたファイルといった攻撃の状況を把握しやすくなる。

 グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)も改善した。ノード表現を採用し、調査対象のイベントに関連する情報を自動的に表示するほか、リスクの高低などの視覚的に判断しやすくなる。また、Amazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureにも対応したことで、オンプレミスからパブリッククラウドまでのサイバー攻撃に対応する。

「ストーリーライン」機能のイメージ''
「ストーリーライン」機能のイメージ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]