Eclipse Foundationの調査によると、IoT開発者はクラウドプラットフォームや、ホームオートメーション、産業向け配備に力を注いでおり、大半のデバイスはARMベースだという。
1700人を超える開発者を対象とした同社の調査では、開発者が商用IoTプロジェクトに注力するようになってきている状況が明らかになった。
主なポイント
- IoT向けのクラウドプラットフォームとして上位を占めているのは、「Amazon Web Services」(AWS)と「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」となっている。
- 回答者の38%は最大の懸念としてセキュリティを挙げており、その後に接続性(21%)やデータの収集および分析(19%)が続いている。
- 回答者が最も力を注いでいるのはIoT(34%)であり、その後にはホームオートメーション(27%)や産業オートメーション/産業用IoT(26%)が続いている。
- IoTデバイスのプロセッサアーキテクチャーとして最も多いのはARMであり、ゲートウェイノードやエッジノードでは70%を占めている。
- 最も多用されているOSはLinuxであり、エッジデバイスやゲートウェイデバイスでは76%に上っている。ただ、制約の大きいデバイスではFreeRTOSが最もよく利用されている。「Debian」の他、その派生OSである「Raspbian」や「Ubuntu」「Ubuntu Core」は回答者の3分の1に使用されている。
- 回答者の3分の2は、IoTの開発や配備を実施済み、あるいは向こう18カ月の間に実施する計画があると答えている。
- 最もよく利用されているプログラミング言語はCだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。