THKとNTTドコモ、シスコシステムズ、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は12月10日、2018年に開発を表明していた製造業向けIoTサービス「OMNI edge」の正式受注を18日に開始すると発表した。2020年1月末に提供も開始する。
OMNI edgeは、NTTドコモとシスコシステムズが用意する通信システムや回線を用いてTHKがサービス、CTCがIoTシステムの構築・運用を担うサービス。2018年10月から1年にわたって試行サービスが提供され、商用化に至った。試行に参加した37社とは有償化や本格運用について打ち合わせが進んでいるという。
同サービスでは、機械に装着したセンターを通じて収集するデータの数値化や可視化を通じて、生産性向上や課題解決につなげるセキュアなデータ活用の仕組みを実現するとしている。これにより、LMガイドの破損や潤滑の状態、ボールねじの予圧、ガタの状態を検知が可能になる。