Google Cloudは米国時間2月18日、ストレージソリューションの新たな認定制度「Anthos Ready Storage」を発表した。オンプレミス環境上の「Anthos」で最適な状態で実行するための要件を満たしたパートナーソリューションを認定する。Anthosは、オンプレミス環境あるいは任意のクラウド環境で、アプリケーションを管理するためのプラットフォームだ。
ストレージベンダーはAnthos Ready Storageの認定を得る上で、以下のような要件を満たす必要がある。
- 「Kubernetes」のコア機能に対する実績(オープンかつポータブルなKubernetesネイティブなストレージAPIを活用したボリュームの動的プロビジョニングを含む)
- クラスターのスケールアップやスケールダウンといった場面における、ストレージの自動管理に関する実証済みの機能
- Kubernetesのプラクティスに従った、簡素化された配備エクスペリエンス
現時点で、Dell EMC、Hewlett Packard Enterprise(HPE)、NetApp、Portworx、Pure Storage、Robin.ioの6社が認定ベンダーとして名を連ねている。
Anthosは、Googleのマネージド型Kubernetesサービスである「Google Kubernetes Engine」(GKE)をベースにしている。Google CloudのRayn Veerubhotla氏とManu Batra氏はブログへの投稿で、「コンテナ環境で、ハイブリッドクラウド配備やマルチクラウド配備を横断してデータを管理したいと組織が考えるようになるなか、(ストレージは)重要な検討要素となっている」としている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。