IDCフロンティアは、コンテナー環境のマネージドサービス「IDCFクラウド コンテナ」を同社の「IDCFプライベートクラウド」にも対応させたと発表した。パブリッククラウドサービス環境と同社のクラウドリソースを占有的に利用するプライベートクラウド環境をまたがるコンテナー環境を一元的に利用できるようになる。
IDCFクラウド コンテナは5月に開始したサービスで、マルチクラウドと企業顧客の自社データセンター(オンプレミス)におけるKubernetesによるコンテナー環境の運用管理をIDCフロンティアが行う。Kubernetesのツールとしては、SUSEのディストリビューション「SUSE Rancher」を採用している。
新メニューは、同社の東京・有明のデータセンターで提供している「IDCFプライベートクラウド TypeV 2020(最小物理ホスト6台構成)」でもIDCFクラウド コンテナが利用可能になる。他の拠点との接続における遅延は、有明のデータセンター構内では0.1ミリ秒、都内(WAN経由)では1ミリ秒以下とし、利用料金は月額16万円を上限とする従量課金となっている。
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