IDCフロンティアは1月11日、早稲田大学大学院情報生産システム研究科が1月11日に設立した「早稲田大学IPS・北九州コンソーシアム」に参画すると発表した。
早稲田大学IPS・北九州コンソーシアムは、産業界、自治体等と早稲田大学IPSが連携し、北九州を中心としたものづくり産業等と一体化した教育・研究環境の実現を目指すことを目的としており、国内30数社が会員企業として参画を予定している。
IDCFは、Yahoo! JAPANグループの戦略ITインフラプロバイダーとして、クラウドコンピューティングやデータ分析プラットフォーム、データセンター事業を展開している。福岡市には研究開発を進めるR&D拠点と、北九州市には西日本最大規模となるデータセンターを持ち、これらを生かしてビッグデータの活用による「未来予測」をテーマにした共同研究を実施している。
また、コンソーシアムへの研究用ITインフラ基盤として、ディープラーニングに代表される高度なデータ解析を可能とするGPU搭載サーバやデータセンターの提供など、コンソーシアムでの産学連携を進める。
共同研究内容の例として、サイバー攻撃の予兆検知や予知、ビッグデータ用インフラの仮想化技術、データフローによるデータセンターの制御、次世代のデータセキュリティなどを挙げている。