横浜銀行は、定型作業をソフトウェアロボットで自動化するRPA(ロボティックプロセスオートメーション)を導入し、業務の効率化と生産性の向上を進めている。
本部全体の約900業務を棚卸しして、その中から大きな効果が見込まれる業務を選定。第一弾として住宅ローン、事務センター、インターネットバンキングのモニタリングなどの業務でRPAを活用し、対象業務を順次拡大していく。業務のプロセス全体で自動化できる範囲を大きくし、類似業務がある場合にはロボットの共通化を図る。
本部業務全体の棚卸と選定、技術検証、ロボット開発に関しては、日本IBMが支援した。
金融機関でのRPA導入が相次いでいる。直近では、三菱東京UFJ銀行や三井住友フィナンシャルグループ、広島銀行などの導入事例が明らかにされている。