みずほフィナンシャルグループ(FG)は、グループ従業員5万8000人のキャリアデザイン支援に、コーナーストーンオンデマンドジャパンの学習管理システム(LMS)を導入した。同システムは5月29日から稼働しており、日立製作所と日立システムズがシステム構築を担当した。
コーナーストーンのLMSは、従業員一人ひとりのニーズや志向に合った学習コンテンツを人工知能(AI)が推奨し、提供することなどが高い評価を得ている。また学習コンテンツの質についても従業員の声・評価を反映し、魅力的なコンテンツでビジネスや従業員のキャリアデザインに貢献できるとしている。コミュニティー形成やつながり作りによるコラボレーションラーニングで従業員同士の学び合いを促進するといった特徴がある。
みずほFGでは、現在のデジタル化や少子高齢化、グローバル化等の経済・産業・社会の構造変化に対応するため、ビジネスモデルの変革を進めている。その一環としてキャリアデザイン支援に取り組むことになり、全く新しいデジタルラーニングプラットフォームが必要と判断され、今回の採用に至った。