調査

在宅勤務の経験後、オフィス復帰の半数以上が不快感--クアルトリクス調査

NO BUDGET

2020-07-31 17:16

 企業や組織のエクスペリエンス(体験)データの管理ソリューションを提供しているクアルトリクスは7月30日、新型コロナウイルスの流行前にオフィス勤務をしていた日本人の男女500人を対象とした「Return to Work & Back to Business Study」の調査結果を発表した。

現在の働き方について、どれが最もあてはまりますか?
現在の働き方について、どれが最もあてはまりますか?
職場に戻って快適ですか?
職場に戻って快適ですか?

 これによると、回答者の7割超が一時的に在宅勤務を経験した後にオフィスでの勤務に戻っており、職場に戻って快適に働いている人は8%に過ぎず、半数以上は不安を抱えていることが分かった。また「不快に感じながらも職場に戻る理由は何ですか?」という問いには「金銭的に厳しいから」(21%)、「不快だが出社をやめるほど不快ではない」(20%)、「職場で本当に必要とされているから」(18%)、「クビになると困るから」(16%)などの回答が上位となっている。

オフィスに戻る際、一番不快に思うことは何ですか?
オフィスに戻る際、一番不快に思うことは何ですか?
オフィスに戻る際、あなたにとって一番大切なことは何ですか?
オフィスに戻る際、あなたにとって一番大切なことは何ですか?

 オフィス勤務で不快を感じる要因として、感染者が増加している状況が挙げられているが、それとほぼ同じレベルで「真剣に予防手段をとっていない社員がいる」も挙がっている。また「消毒液がない」「マスクをしていない社員がいる」「症状があっても出社する人がいる」といった項目も上位に上がっている。

 また、20%以上が「フレキシブルな休暇制度」を求めており、さらに入館者全員の体温測定やソーシャルディスタンスの確保についても関心が高まっていることが判明した。

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