マイクロソフト、認定資格の更新をオンライン、無料で可能に--2021年2月より

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-12-21 10:50

 Microsoftは、ITプロフェッショナル向け認定資格の更新審査を、2021年からオンライン化するとともに無料化すると発表している。また、認定資格をより頻繁に更新し、その有効性を証明するよう求める計画も発表した。

Microsoft Certified expert
提供:Microsoft

 2021年2月初旬から、「Microsoft Learn」サイト内の無料の更新審査に合格することで役割別認定資格と専門認定資格を更新できるようになる。認定資格の有効期限が6カ月以内であれば、いつでも好きな時間に審査を完了することが可能になる。

 更新審査に合格すると、認定資格の有効期限は1年間延長される。Microsoftは、各更新審査向けの学習を目的としたモジュールを無料で提供する。

 また2021年以降、同社は役割別認定資格と専門認定資格の有効期間を取得日から1年間へと変更する。現在、これらの資格の有効期間は2年となっているが、2021年6月以降変更される。同社は、「クラウド技術の変化の速さ」に合わせた変更だとしている。

 新しくなった役割別認定資格と専門認定資格について、「Microsoft認定資格を更新する」ページで詳細を確認できる。

 Microsoftは3月、「マイクロソフト認定ソリューションデベロッパー」(MCSD:Microsoft Certified Solutions Developer)、「マイクロソフト認定ソリューションエキスパート」(MCSE:Microsoft Certified Solutions Expert)、「マイクロソフト認定ソリューションアソシエイト」(MCSA:Microsoft Certified Solutions Associate)の終了時期を7カ月間延長すると発表した。新型コロナウイルスの影響が理由だとしていた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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