米IBMは10月4日(米国時間)、同社のメインフレーム製品「IBM System z」をより使いやすいものにするために約1億ドルを投資し、2011年まで全社的な取り組みを進めていくことを発表した。
この計画では、システム管理者やプログラマーが、メインフレームシステムのプログラミング、管理、運用をより容易に行えるようにするとともに、メインフレーム環境におけるアプリケーションの開発と導入の自動化をさらに推進することが目標とされている。
具体的には、構成の自動チェック機能をはじめ、ユーザーインタフェースの改良、ソフトウェア資産管理テクノロジーの改善、開発環境へのビジュアルなツール群の導入などの施策が盛り込まれている。