IBM、データを暗号化して保存するテープストレージ製品を発売

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com) 翻訳校正:大熊あつ子、高森郁哉 2006年09月12日 19時12分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 IBMは米国時間9月12日、データを暗号化してテープドライブに保存するストレージ製品「IBM System Storage TS1120」を発表する予定だ。

 TS1120は、ユーザーの使用機器がIBMのメインフレームであれUNIXシステムであれ、データの暗号化をテープレベルで可能にすることを目指している。同製品では、暗号化のためのアプリケーションをインストールする必要がなく、基本システムだけでデータを暗号化できる点も特長だ。

 IBMのエンタープライズストレージ担当オファリングマネージャー、Randy Middlebrooks氏は「顧客がデータを紛失し、新しい法律が可決される時代には・・・データを保護することは誰にとっても重要だ」と話す。テープドライブは今でも、企業がデータ保存に利用する主な手段の1つだ、とMiddlebrooks氏は言い添えた。

 TS1120は発表に合わせて出荷開始され、価格は3万5500ドルになる見込みだ。

 IBMは、ヘルスケア、保険、金融といった業界の顧客が、暗号化が可能なテープドライブを大量に購入し、各社の顧客データを保存する手段として使用することを期待している。法規制の改正で、社内の文書と同様に、企業が管理する顧客記録のプライバシーおよびセキュリティ要件が厳しくなった

 IBMはこうした状況を受け、自社技術に暗号化を導入する取り組みを強化している。同社は2006年4月、ハードウェアベースのセキュリティ技術「Secure Blue」を発表した。Secure Blueは、プロセッサを介してデータを暗号化および復号化することを目指している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化