マイクロソフトは2月24日、ビジネスグラフィックスソフトウェア「Office Visio 2003」を使用した内部統制対応文書の作成支援ガイドを公開した。
日本版SOX法への対応に向け、内部統制に必要な業務プロセスの文書化を支援するという。専用ウェブページを設けて、手順書とテンプレートを公開している。
手順書では、Visio 2003のフローチャート作成機能を応用し、内部統制の業務プロセスに沿ってフロー図の作成や更新を行う方法を紹介。さらにExcelなど他のOfficeアプリケーションと連携し、フロー図からさまざまな文書を作成する手順も説明する。
またフロー図に記載した各業務に関して、実施すべき頻度や、リスクなどの情報を付加する方法を紹介。リスクの大小にあわせて業務を表す図形の色を変えるなど、内部統制の可視化に向けた工夫も促す。このほか、データベースとのリンクによるフロー図の自動更新や、HTML/XMLなどの形式でのウェブ公開に関する手順を説明している。