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データは“資本”。十分に活用するために必要なデータ基盤を考える

デジタルトランスフォーメーションが加速する中、いまやデータは企業の“資本”とも言える。その資本であるデータを、どのようなデータ基盤で支えるべきか――。Dell EMCでは、多彩なハードウェア製品のみならず、データベースシステムに特化した事前検証済み構成、そしてコンサルティングやサポートなどのサービスまでワンストップで提供、データ活用に取り組もうとする企業を強力に支援する。

DX時代の企業にとってデータは“資本”
データ基盤が事業にとって非常に重要

 デジタル技術を活用し、新たなビジネスを創出したり既存ビジネスに大きな変革をもたらしたりするデジタルトランスフォーメーション(DX)。DXには様々なデータが不可欠であることから、企業にとってデータは資本に相当するという認識が広がり、「Data Capital」とも言われるようになってきた。

 データを企業の資本として事業に生かしていくためには、データ基盤の整備が不可欠だ。そのデータ基盤の中核にはDXの加速を手助けする様々な機能を持つデータベースと、優れたパフォーマンスや拡張性でそれを支えるハードウェアプラットフォームが求められる。

 前者の有力な候補となるのが、豊富な機能を備え、かつ中小から大規模まで幅広い環境に対応できるデータベース「Microsoft SQL Server 2017」だ。SQL Serverは近年、バージョンアップのたびに大幅な進化を遂げてきた。現在では、WindowsのみならずLinux上でも稼働でき、クラウドやコンテナなど新世代プラットフォームにも適したデータベースソリューションとなっている。加えて高いパフォーマンスと高度な分析機能を備え、企業が持つあらゆるデータのアナリティクスを可能にする。

 一方、SQL Serverの旧バージョンにはサポート期限が迫っているものもあり、最新バージョンであるSQL Server 2017は、その移行先としても注目される。直近ではSQL Server 2008 R2が2019年7月に延長サポート終了となる予定だ。以後は脆弱性やバグを修正するためのアップデートパッチすら提供されなくなるため、セキュリティ上きわめて重大な問題をもたらすばかりか、業界の規制や基準によってはコンプライアンス違反にもなる。このような古いデータベースが、今もなおアプリケーションに組み込まれた形などで残っている場合があり、それらをきちんと移行させることも重要だ。

図:SQL Server 2017と、SQL Server 2008のパフォーマンス比較
図:SQL Server 2017と、SQL Server 2008のパフォーマンス比較

「SQL ServerならDell EMCにおまかせ」
コンサルからサポートまでワンストップ支援

 「Dell EMCは、マイクロソフトとの強固なパートナーシップを結んでおり、SQL Serverの販売においても、ワールドワイドで高い実績を持っています。日本国内でも、マイクロソフトからのパートナーアワードも毎年のように受賞し続けており、直近では2017年と2018年に2年連続で販売トップの実績です」と語るのは、Dell EMC インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括 ソリューション本部 ビジネス開発マネージャの小野誠氏。

Dell EMC
インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括 ソリューション本部
ビジネス開発マネージャ
小野誠氏
Dell EMC
インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括 ソリューション本部
ビジネス開発マネージャ
小野誠氏

 Dell EMCは、SQL Serverのライセンスを販売するだけでなく、その導入や活用を支える様々なソリューションやサービスを提供している。Dell EMCにはマイクロソフト認定コンサルタントが多数在籍、10年以上も前からSQL Server専任担当者を置いているほどの力を入れている。さらに、こうした人材からなるコンサルティングチームを中心として、SQL Serverを導入しようとする企業に対し各種サービスを提供している。例えば、要求されるパフォーマンスを発揮するための適切なアーキテクチャ設計やサイジングなどを支援するほか、SQL Serverのサポートもワンストップで対応可能だ。

 SQL Server専任担当者の一人、Dell EMC コンサルティング・サービス本部 シニアマネージャーの山口永記氏は、以下のように説明する。

 「Dell EMCといえば、ハードウェアの会社というイメージを持つ方が多いかと思いますが、実はデータ基盤の総合的ソリューションベンダーでもあります。グローバルのDell EMCはもとより、日本でもマイクロソフトとの強固なパートナーシップを築いています。その上、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)のようなLinux上でSQL Server 2017を稼働させたいというユーザーに対しても、きちんと支援をすることが可能です。既存のSQL ServerはWindows Serverと組み合わせるのが基本でしたから、Linuxとの組み合わせで本格的に構成できるベンダーはほとんどないでしょう」

Dell EMC
コンサルティング・サービス本部
シニアマネージャ
山口永記氏
Dell EMC
コンサルティング・サービス本部
シニアマネージャ
山口永記氏

 近年、SQL Serverが性能や機能を著しく強化してきたこともあり、コスト高で柔軟性が低いレガシーのDB基盤からSQL Serverへの移行を検討するユーザーが増えている。このようなユーザーではOSにレガシー基盤からの流れで、WindowsでなくLinuxを用いるケースも多い。そのようなお客様にとっては、Linux上のSQL ServerでもきちんとサポートできるDell EMCのような存在は非常に貴重なパートナーと言えそうだ。

多彩な製品と事前検証済み構成で
データ基盤への幅広いニーズに対応

 サーバやストレージ、ネットワークなどシステム基盤を構成するハードウェアに関しては、Dell EMCの多彩な製品ポートフォリオが対応するのは言うまでもない。

 「Dell EMCではSQL Serverのためのリファレンス情報などを公開しているほか、サーバやストレージなどを組み合わせた製品事前検証済み構成、『Dell EMC Ready Solutions for Microsoft SQL』も用意しています」(小野氏)

 この事前検証済み構成には現在、「Dell EMC Ready Solutions for Microsoft SQL with S2D」「同with Unity」「同with XtremIO」という、3種類のラインアップが用意されている。中小から大規模までのミッションクリティカルデータベース、リアルタイム分析を実現するインメモリデータベースなど、幅広いニーズに対応する構成だ。いずれも柔軟なサイジングが可能で、データベースのサイズやユーザー数、アナリティクスに求めるパフォーマンス、さらに将来的な拡張性などを配慮し、最適な構成のシステムにすることができる。

図:Dell EMC Ready Solutions for Microsoft SQLのラインアップ
図:Dell EMC Ready Solutions for Microsoft SQLのラインアップ

 3種のラインアップのうち最上位のReady Solutions for Microsoft SQL with XtremIOは、ひときわ優れたパフォーマンスと拡張性を実現するための構成だ。Dell EMC PowerEdge R840サーバとDell EMC XtremIO X2ストレージを軸に、Microsoft SQL Server 2017に最適化されている。また、対応OSとして、Windows Serverだけでなく、レガシー資産からの移行にも備えてRed Hat Enterprise Linux (RHEL)上でも事前検証済みの構成も提供している。お客様環境の多様なニーズに応えようとする同社の姿勢が伺える。

図:Dell EMC Ready Solutions for Microsoft SQL With XtremIOの概要
図:Dell EMC Ready Solutions for Microsoft SQL With XtremIOの概要

 Dell EMC PowerEdge R840は、Intel® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを4ソケット搭載、高いコンピューティング性能をコンパクトな2U筐体に集約したサーバ。プロセッシング能力を高密度に集約しているため、データベース基盤のコンパクト化に寄与する。

 一方のDell EMC XtremIO X2は、SSD時代のテクノロジーを駆使し、洗練されたアーキテクチャーを持つ先進オールフラッシュストレージ。データベースにおいて特筆すべき特徴が、格納される全てのデータに対しインラインで働く重複排除・データ圧縮機能や、パフォーマンスが安定していることだ。Dell EMC MDC事業本部 XtremIO担当プリセールスの水落健一氏は、以下のように説明する。

 「データベース系のストレージシステムでは一般的に重複排除は効かないと言われますが、XtremIOではデータ圧縮が効能し、テキスト主体のデータベースなら凡そ1/2前後のストレージ容量に削減できます。さらに、複数インスタンスのデータベースサーバーを統合すると、グローバル重複排除機能によって削減の度合いが向上します。データベース環境でも削減率が3倍以上になるインストールベースもあります」と説明する。

Dell EMC
MDC事業本部 
XtremIO担当プリセールス
水落健一氏
Dell EMC
MDC事業本部
XtremIO担当プリセールス
水落健一氏

 そして、レイテンシーやIOPSなどストレージ性能を示す指標に関しても、XtremIOは他のオールフラッシュストレージと一線を画している。オールフラッシュストレージは容量消費がひっ迫するとそれら性能指標が劣化する製品も多くあるが、XtremIOは劣化することがない。性能劣化の程度については、新品のストレージ状態であるうちは発見することが難しく、経年などI/O負荷の増加やストレージ容量を消費していく利用過程で露わになるという、ユーザーにとっては厄介な問題でもある。

 「XtremIOは、近年SSD自身がインテリジェントな機能を備えたことを受けて開発・設計されたオールフラッシュストレージです。そのため、他の製品ではストレージコントローラーの側が担う処理の一部はSSDにオフロードしています。ストレージコントローラーの処理オーバーヘッドが軽減されるため、ストレージの消費容量が増えてもパフォーマンスが低下することがありません。また、ストレージコントローラー上のメモリー、はそのほとんどをボリュームのメタデータに使用しています。それにより、例えば、本番データベースの稼働中、あるボリュームコピーを作成しても本番サイドのストレージ性能に影響を及ぼさない、というメリットがあります。最新の本番データを、バックアップやテスト・開発などですぐ活用したい場面で、コピーボリュームの作成タイミングや所要時間などを考慮する必要がないため、ストレージ運用上の制約を減らすことができます。というように、XtremIOは、オールフラッシュストレージにおいてアドバンテージになるテクノロジーだけを製品アーキテクチャーに取り入れています。高速であることは元より、安定性も不可欠なデータベース環境で一貫したストレージ性能の提供を可能にしています。」(水落氏)

データレイクでもグローバルで豊富な実績
これから取り組む日本のユーザーを支援

 Ready Solutions for Microsoft SQLは、前述したようにミッションクリティカルなデータベースの基盤としても、データ分析の基盤としても活用することができる。さらには、構造化されたデータも非構造データも合わせて全て格納し、活用する基盤とする概念「データレイク」などを実践しようとする企業にも適している。

 「日本ではデータレイクなど先進的データ基盤の構築に取り組む企業はまだ多くないようですが、グローバルのDell EMCは欧米ユーザーを中心にその実績が豊富にあります。そうした先進ユーザーから得られた豊富な知見は、これから取り組んでいこうとする企業にとっても大いに参考になります」と山口氏は語る。

 Dell EMCのプラットフォームをデータ活用基盤に活用しているユーザーの例は、国内でも増えてきた。新たにデータ活用の取り組みを開始しようとする企業にとっては、構築にまつわるハードル、例えば費用の高さも気になるところだ。この不安に対し山口氏は、「IoTデータの活用基盤を構築しようとするユーザーに対し、我々と競合した大手DBベンダーの見積もりは約10倍。圧倒的な差がありました」と説明。このユーザーは、圧倒的なコストパフォーマンスに加え、信頼性の面でもDell EMC製品とSQL Serverを高く評価したと話す。

 明確にビジネス上の効果が得られるまでに、データを活用しているユーザーもいる。

 「ある大手携帯電話事業者では、基地局の設定調整などを通じて『つながりやすさ』を改善する取り組みの中で、通信トラフィックにまつわる情報を集約・分析するシステムにDell EMCのプラットフォームを採用しています。以前の分析システムでは毎月サイクルで行っていたのに対し、この新たなシステムでは分析を毎週実施できるようになり、『つながりやすさ』の取り組みを加速させることができました」(山口氏)

 データ活用を通じて目指す効果は、手掛けるビジネスにより様々だ。しかし、その目的が、自社が持つデータや、今はなくとも比較的容易に収集できるデータと結びつけば、ビジネスに大きな効果をもたらす可能性が大きい。そういったアイデアを実現させたいなら、豊富な知見を備えワンストップで支援できるベンダーに相談するのが望ましいだろう。

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