ヴイエムウェア「vFORUM 2017」、いよいよ開催 – 今年の見どころを紹介

 デジタルトランスフォーメーションや「働き方改革」に向けた企業の取り組みが進むなか、常に新しい製品やソリューションでそれらの取り組みをリードしてきたヴイエムウェア。同社が実施するITカンファレンス「vFORUM」が、10月31日(火)〜11月1日(水)にザ・プリンスパークタワー東京で開催される。(関西地区は11月21日(火)開催)今回はどんな提案を行ってくれるのか。その中心となるテーマや見どころを確認する。

クラウドやモバイルが進むなか、
「働き方改革」そして「デジタルワークスペース」に注目

 今年のvFORUMが設定しているテーマは大きく以下の4つに分けられる。

  1. 「データセンターのモダナイゼーション」によるスピードと俊敏性の向上
  2. ビジネスニーズに対応するための「パブリッククラウドとの連携」
  3. 従業員への優れたモバイル環境である「デジタルワークスペースの実現」
  4. データ、企業ブランド、お客様からの信頼を確保する「セキュリティの変革」

 いずれのテーマもデジタルトランスフォーメーションや働き方改革の推進に欠かすことのできないキートピックだ。なかでも本稿では、「デジタルワークスペースの実現」とそれを支えるエンドユーザーコンピューティング(EUC)関連ソリューションに焦点を当て、今年のvFORUMの見どころを整理してみたい。

 企業におけるEUCへの取り組みは社員へのPCの配置から始まる長い歴史があるが、近年明らかに変わってきたことがある。クラウドやモバイル、ソーシャルといったテクノロジーの進化だ。ほんの数年前まで、仕事は会社で行うものだった。しかし、今では自宅はもとより、移動中のクルマや電車、飛行機、カフェ、レストランなどで、当たり前のように業務をこなせるようになった。

 それを実現するのが「デジタルワークスペース」だ。デジタルワークスペースはユーザーの好き勝手に任せるという意味ではない。ユーザーの生産性を高めながら、セキュリティを意識させず、仕事を安全に気持ちよくこなす環境だ。

 労働人口の減少や多様な人材活用が叫ばれる中、デジタルワークスペース実現に対するニーズは今後も増えていくことは間違いない。ユーザーが働きやすく、かつ情報資産を安全に保護できる環境を整備できるかどうかは、ビジネスの成否を大きく左右するようになってきたのだ。

働き方改革、「デジタルワークスペース」関連の注目セッション

 では、デジタルワークスペースの実現や、働き方改革に関連するセッションにはどんなものがあるのか。

 まず注目したいのは、テレワークの第一人者、テレワークマネジメント代表取締役 田澤由利氏が登壇する「【特別講演】働き方改革を成功させるテレワーク」だ。ヴイエムウェアのシニアソリューションアーキテクト藤野哲氏とともに、テレワークの効果を最大化する方法が解説される。

 クラウドやセキュリティの観点から注目できるセッションは、「Office365をはじめとしたSaaS利用のセキュリティ、何が課題でどう対策する?」だ。SaaSアプリケーション利用で必須となる認証基盤(Identity Provider)の仕組みや課題、具体的な実装方法などが紹介される。

 DaaSやデスクトップ仮想化という点では、「次世代VDI基盤のキーテクノロジー "JMP" を徹底解説」と「業務継続を最大化するVDI feat. HCI powered by vSAN」という2つの技術セッションに注目したい。ユーザーエクスペリエンス向上のキーとなる「JMP(Just-in-Time Management Platform)」や「HCI powered by vSAN」が詳しく解説される。

 またWindows 10移行では、「Windows 10の社内導入に向けて、押さえておくべき3つのポイント」が大いに参考になりそうだ。新たに導入されたWindows as a Servicesという概念にどう対応していくか、VMware Workspace ONEやAirWatchのメリットが紹介される。

 更に今年は、冒頭で紹介した4つのテーマを実現するための、最新テクノロジーやソリューションを紹介する「Super Session」が行われる。「Super Session デジタルワークスペースの実現」では、文字通りデジタルワークスペースを実現するための、キーテクノロジーを解説する。東京開催においてはVMwareの米国本社から製品担当の副社長が来日し、直接説明する予定だ。

 ほかにも注目セッションが目白押しだ。

 「デジタルワークスペースの実現」に関するセッションはこちらで確認することができる。興味のあるトピックを選んで是非とも参加していただきたい。

 さらに、セッションだけでなく、50社以上のパートナーが参加する「SOLUTIONS SHOWCASE」やSHOWCASE内で行われる多数のミニシアター、ハンズオンラボにも積極的に足を運びたい。ベンダーと直接会話し双方向のコミュニケーションをとることで、抱えていた課題がすぐさま解決することはよくあるからだ。

 関西地区では、11月21日(火)に「vFORUM 2017 OSAKA」がグランフロント大阪で開催される。さまざまなセッションと展示から、働き方改革、デジタルワークスペースを実現させるヒントをつかみたい。

インフォメーション
提供:ヴイエムウェア株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2017年10月31日
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