ワークス、総合職1500人超の採用計画

NO BUDGET

2015-04-01 19:32

 ワークスアプリケーションズは3月31日、2015年度のワークスグループの採用について、総合職の正社員1500人超を年度中に採用する計画を決定したと発表した。社員数は現在の1.5倍になるという。

 ワークスは2014年6月末時点の従業員数が連結で2861人。世界トップクラスのグローバルテクノロジ企業を目指すという成長戦略として、2011年1月にマネジメントバイアウト(MBO)を実施し、世界規模でのビジネス展開を踏まえた研究開発ならびに人材採用の強化、海外拠点の拡大などの様々な成長戦略を実施してきた。

 2014年度には、世界最高峰の教育機関とされるインド工科大学や米国の大学などから今後のグローバルビジネスの一翼を担う優秀な人材を採用した。また、最先端技術を搭載した新製品として高いユーザビリティを実現した次世代ERP「HUE」も開発している。

 これら前年度の成果により、世界規模でのビジネス展開に向けた土壌を構築できたとして、2015年度に海外市場へHUEの本格販売を開始すべく、今回の積極採用を決定した。

 具体的には、インターンシップ採用とワークスアプリケーションズグループ本採用を通じて、ワークスグループの新卒採用として総合職の正社員1000人の採用を計画。

 さらに、グローバル採用はもとより、テクノロジスペシャリスト採用、キャリア採用などの独自の採用チャネルを通じて、自ら考えて実行できる優秀な人材の発掘に取り組み、成長戦略の実現を目指す。

 ワークスの主な採用チャネルは以下の通り。

新卒インターンシップ採用「問題解決力発掘インターンシップ」

 新卒採用活動の一環として13年前から実施。創造的実行力を鍛えることができるインターンシップとして学生から高い人気を博し、約0.5%と低い合格率ながらも毎年4万人以上の応募が集まるという。

 その内容は、単なる就業体験でなく、実際のビジネスで直面する課題を徹底して自ら考え抜くことで、本質を捉え理想の解を生み出し、それを具現化する力を養うインターンシップと位置付けられている。

 実施期間は20日で、終了時点で同社社員に匹敵する実力を持ちうると評価された人物には、特別報奨金50万円と、任意の期間いつでも入社可能な「入社パス」を提供(※2015年3月時点)。

テクノロジスペシャリスト採用

 ワークスの技術研究部門Advanced Technology & Engineering本部(ATE本部)で、最先端技術の研究開発と実用によって新しい価値をビジネスに還元する“テクノロジスペシャリスト”に特化した採用プログラム。中国・清華大学大学院卒業生、東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程卒業生など、専門技術や経験を生かして活躍できる人材を採用している。

キャリア採用「Global Express」

 入社後に海外拠点へ渡り、ビジネスに通用する英語力とグローバルキャリアを獲得する採用プログラム。プログラムは約3カ月実施され、前半では現地の語学学校で集中的に英語力を習得すると同時に、ビジネス上の問題を解決する思考力や提案力などの問題解決能力を養う研修を受講。

 後半では、より専門的な語学実習を継続して行いながら、システムの企画から実装までを行う研究開発エンジニアコースと、現地企業との商談やセミナー企画から運営までを行う企画提案営業コースに分かれ、ワークスのグローバル社員と実務経験を積む。

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