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松岡功の一言もの申す

DX需要へ“群雄割拠”、有力セルフサービスBIベンダーの最新事情 - (page 2)

松岡功

2020-03-26 10:09

QlikとMicroStrategyに新しい日本法人トップが就任

 一方、日本法人の経営トップが代わったのは、米Qlik Technologiesの日本法人クリックテック・ジャパンと、米MicroStrategyの日本法人マイクロストラテジー・ジャパンだ。

クリックテック・ジャパンのカントリーマネージャーに就任した今井浩氏
クリックテック・ジャパンのカントリーマネージャーに就任した今井浩氏

 クリックテック・ジャパンのカントリーマネージャーに2019年10月1日付で就任した今井浩氏は、IT業界で25年以上の経験を持ち、直近までEMCジャパン(Dell EMC)でデータ保護ソリューション事業本部長を歴任。それ以前も日本マイクロソフトやSAPジャパンで要職を務めてきた(写真2)。

 同氏は先頃開いた記者会見で、転職した動機や今の心境について次のように語った。

 「私はこれまでデータ保護に関する仕事を長らくやってきて、企業における『守りのIT』を追求してきた。それについては強い使命感を持ってやってきたが、一方で企業にとっては『攻めのIT』も非常に重要だ。そういう思いもあったところ、今回Qlikの非常にユニークなBIを手掛けることで、攻めのITの世界に身を置く機会を得た。連想分析や拡張知能といったユニークな技術やクリエイティビティーの高さが魅力的なQlikの世界に身を置くことができて意欲に燃えている」

マイクロストラテジー・ジャパンのプレジデントに就任した藤井一弘氏
マイクロストラテジー・ジャパンのプレジデントに就任した藤井一弘氏

 また、マイクロストラテジー・ジャパンのプレジデントに2020年2月26日付で就任した藤井一弘氏は、IT業界で30年以上の経験を持ち、日本IBM、日本オラクル、日本マイクロソフトで要職を歴任し、直近では米国通信大手ベライゾンの日本法人社長を務めてきた(写真3)。

 同氏はプレジデント就任に当たり、「データの利用や活用によるDXのアプローチが進む中、独立系BI専業ベンダーとして30年超の歴史を誇るMicroStrategyの一員になれたことを嬉しく思う。BI市場のテクノロジーリーダーの日本法人のトップとして、企業理念の『Intelligence Everywhere』に基づき、お客さまのデータドリブン経営を支援する、より良いサービスを提供できるようまい進したい」と述べている。

 こうしたセルフサービスBIツールを提供する外資系有力ベンダーの“群雄割拠”の動きの背景には、企業におけるDX需要増加に伴ってサービスレベルBIの重要性がますます高まってきていることがある。

 また、上記に挙げた他にも、この分野では日本マイクロソフトや、国産製品として確固たる実績を持つウイングアーク1stなどの有力ツールもあり、一大激戦区となってきている。

 ユーザーとしてはそれぞれの特徴をしっかり捉えて、自社のDXの取り組みに適合するツールを選びたいところである。

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