デル・テクノロジーズのスポンサーによりZDNet Japanが国内企業を対象にした「データ保護に関する意識調査」を実施、その結果をまとめた。これによると勤め先の組織でこれまでの3年間に「システム障害の結果、何かしらのデータロスを経験した」「システム障害の結果、何かしらの想定外のシステムダウンタイムを経験した」と回答した人の合計は全体の6割を超えた。調査ではこのほか、バックアップに関する課題、今後の方向性と投資意欲についても尋ねている。自社のデータ保護を考えていくうえで、参考になるはずだ。
バックアップを支えるシステム環境と課題
デル・テクノロジーズのスポンサーによりZDNet Japanが国内企業を対象にした「データ保護に関する意識調査」を実施、その結果をまとめた。この調査は、8月24日~10月9日の期間で実施された。回答者の合計は122人で、役職は役員も含む係長・主任以上の人が全体の68%を占める。また所属する会社の規模は従業員100人~300人未満が54%、300人~1000人未満が45%となっている。
調査によると勤め先の組織でこれまでの3年間に「システム障害の結果、何かしらのデータロスを経験した」「システム障害の結果、何かしらの想定外のシステムダウンタイムを経験した」「両方あり」と回答した人の合計は全体の6割を超えている。
※データロス、システムダウンの経験
バックアップ体制の確保は、言うまでもなくビジネス上の重要課題である。この結果を見れば、たとえこれまでデータロス、システムダウンタイムを経験していなくても、いつ自社に降りかかってくるかもしれないリスクであることが分かるだろう。
同調査では、こうしたデータ保護について、さまざまな角度から質問している。
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