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ヴイエムウェア 上級執行役員 副社長 山中直氏 × Dell 上席執行役員 清水博氏

実態調査をもとに考察! “ひとり情シス”の中堅企業に効果的なITインフラ改革とは?

IT専任担当者が1名の“ひとり情シス”、あるいは兼任担当者しかいない“ゼロ情シス”の中堅企業が急増している。経営やビジネスに対するITの重要性が高まる中、“ひとり情シス”“ゼロ情シス”の企業では、どのようにして深刻なIT人材不足を乗り切ればよいのだろうか。仮想化市場をリードするヴイエムウェア上級執行役員 副社長の山中直氏と、単行本「ひとり情シス」の著者でDell 上席執行役員の清水博氏に中堅企業に効果的なITインフラについて意見を交わした。

IT人材不足が深刻化する中堅企業

山中私はヴイエムウェアに在籍して12年目、仮想化の黎明期から市場を見てきました。我々はこれまで大手企業を中心にビジネスを展開してきたため、中堅企業のマーケットになかなか目が行き届いていません。そうした中、最近になって“ひとり情シス”に悩む中堅企業が多いという話を耳にしました。実際のところ“ひとり情シス”の中堅企業はどのくらいあるのでしょうか。

清水私が“ひとり情シス”という言葉を初めて聞いたのは、前職のITベンダーで東南アジアに駐在していた20年以上も前のことです。当時、安価な労働力の生産拠点を求めて東南アジアに進出した日系企業を支援する仕事を担当していたのですが、ほとんどの企業が日本からIT担当者をひとりしか派遣しません。当然、彼らが担当しなければならない業務範囲は広く、とても苦労しながら仕事をしていたのを目にしてきました。そんなIT担当者の間で、自分たちの立場を“ひとり情シス”と呼び始めたのが最初だと思います。

 そんな“ひとり情シス”の実態は、長年明らかではありませんでした。そこで、私が、お客様従業員数100~1,000名未満の中堅企業ビジネスを担当したのを機に、この規模の企業に絞ってIT部門の実態調査を実施しました。その結果、中堅企業の約27%がIT担当者1名以下 ――“ひとり情シス”または“ゼロ情シス”で運営していることがわかりました。しかも直近の調査では、その割合が1年で4ポイントも上昇し、IT人材不足の深刻化が継続していることが明らかになっています。

中堅企業の約3割が仮想化していない

山中“ひとり情シス”の企業では、人手をかけたITの展開が困難だと想像できますが、調査ではどのような実態や課題が明らかになったのでしょうか。

清水中堅企業では経営層の若返りとともにITへの理解度が向上し、経営とITの一体化が進みつつあります。それに伴ってクラウドサービスの利用が活発化し、SaaSやIaaSの導入を検討する企業も徐々に増加しています。しかしながら、従来からのオンプレミス環境にあるITインフラを旧態依然のまま運用している企業も少なくありません。特に顕著な傾向が見えたのが、サーバー仮想化の導入状況です。中堅企業の約3割はITインフラを仮想化しておらず、中でも“ひとり情シス”の企業は55%も仮想化していないことがわかりました。“ひとり情シス”ではない企業のサーバー仮想化未導入率も10%程度ありました。

図 : “ひとり情シス”とそうでない企業との仮想化活用状況
図 : “ひとり情シス”とそうでない企業との仮想化活用状況

山中我々があまりアプローチできていなかった中堅企業のITインフラ事情を聞いて、改めて驚いています。当社ではITインフラを仮想化・自動化して柔軟性を高めることがビジネスに貢献すると考えています。ところが“ひとり情シス”ではない中堅企業であっても10%もサーバー仮想化ができていないのであれば、今後もDellと連携して仮想化を促進していく必要性があると感じています。

清水ここ数年は企業の規模を問わず、デジタルトランスフォーメーション(DX)の流れが生まれています。そしてDXに取り組むにはサーバー仮想化が不可欠であり、サーバー仮想化の活用にメリットがあることも実態調査で明らかになっています。

数字が証明するサーバー仮想化による効果は?

提供:Dell EMC
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