ハイエンドなエンタープライズ領域までをカバーするDell Storage SCシリーズの実力 - (page 2)

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2016-01-26 11:30

[PR]テクノロジーの高度化で、ストレージ製品への要求も同時に高まっている。本稿ではデルのストレージ製品「SCシリーズ」について担当者が解説。大規模環境に向けて提供される機能、コストメリットなど。

クラウドでの自動階層化もサポートし利用範囲を広げていく

 SCOS 6.7の機能強化としては、Live Volume自動フェールオーバもあげられる。この機能では、シームレスにアレイ間のボリューム移動をサポートするほか、監視コンソールが自動的に障害を検知し、ユーザーの手間やワークロードの停止なしにバックアップボリュームに自動フェールオーバすることが可能だ。さらに、2016年上半期には、複数のアレイを容易に最適化して、アレイ間のボリューム/ワークロードの移動を無停止で実行し、自動的にベストな配置を行って負荷分散する機能も追加される。これらは、Dell Storage SC9000だけでなく、SC8000、SC4020、SC40でも利用できるため、目的やコストに合わせたストレージ製品間でボリュームの移動を透過的に行うことができる。 尚、Dell Storage SC9000は、SC8000、SC4020と同じく、ストレージ用途のプロセッシングに最適なインテル® Xeon® プロセッサーを搭載している。

 Application Protection Managerでは、Oracleデータのストレージでのバックアップやリストアを可能とし、ストレージ管理者だけでなくデータベース管理者がスナップショットを簡単に取れるようになり、サーバ間のデータ整合性を確保できる。マイクロソフトやVMwareの環境もReplay Managerで実現することができ、将来的にはApplication Protection Managerと統合される予定だ。また、SSDとHDDの両方でSelf-Encrypting Drive(SED)による暗号化をサポートしているほか、Microsoft Azure Site Recoveryのサポートによってクラウド間でのフェールオーバや、Azure上に管理コンソールを置いてVMを監視するなど、さまざまな使い方ができるようになっている。クラウドに対しては、OpenStackのCinderもサポートしており、将来的には、AWS S3などのクラウドサービスへのアーカイブや階層化も実現する予定となっている。

 「Dell Storage SCシリーズは、世界で唯一、自動階層化にフォーカスして設計されたストレージであることが最も大きな特長です。自動階層化によってデータを適材適所に置き、本当にアクセスが必要なところにSSDのパフォーマンスを与えたり、ホストでキャッシュすることで、パフォーマンスを活かしながらコストを抑えることができるようになります。2016年に出すSCOS 7.0では、階層化をクラウドにも広げていくことを考えています。SCシリーズは、クラウド基盤のストレージとして、Microsoft AzureやRed Hat OpenStackをサポートし、デルの標準準拠やオープンな設計思想を活かしながら、さまざまなテクノロジとの親和性を確保し、幅広くクラウド環境に適応してきました。SC9000で大規模データセンターまでカバーすることによって、今後もストレージの規模や活用方法の選択肢を広げ、低コストで信頼性の高いサービスを提供していきたいと考えています」(守田 氏)。


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