NECの「WebSAM」がDB監視製品「Chakra」と連携--DBの統合管理・監視を実現

冨田秀継(編集部) 2008年05月13日 15時42分

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 NECとNECネクサソリューションズ、ニューシステムテクノロジーは5月13日、データベース不正アクセス監視システムの信頼性向上と運用の効率化を目指し、協業することを発表した。

 この協業にあたり、NECの中小規模向けシステム統合運用管理ソフト「WebSAM System Navigator」と、ニューシステムテクノロジーのデータベース監査セキュリティ「Chakra」が連携する。販売を担うNECネクサソリューションズは、コンサルティング、SIも含めてシステムの構築を支援していきたい考えだ。

 ニューシステムテクノロジーのChakraは、データベースへのアクセスをリアルタイムに監視・ロギング・防御するセキュリティソリューション。スニッフィング方式のため導入・運用時にデータベースへ影響を与えることはなく、また複数・異種データベースを1台のChakraサーバで一括して監視することが可能だ。対象データベースはOracle、IBM DB2、Microsoft SQL Server、Sybase、MySQL。

 ニューシステムテクノロジー 営業部 マネージャーの阿部雅樹氏は、2008年3月末までに金融・製造業を中心に国内大手120社に導入したと語っている。

 このChakraとWebSAM System Navigatorの具体的な連携は、ChakraサーバにWebSAM監視エージェントを導入することで、Chakraの監視内容をWebSAM側で統合することが可能になる点が挙げられる。

 NEC 第一システムソフトウェア事業部 主任の管和則氏は、「(両者の)連携はユーザーの立場から見てのもの」だと語る。そのため、セキュリティと障害を切り分けずに一元管理したいという要望や、統合管理でコストを削減したいという要求に応える製品となったという。

 統合管理が実現していない環境では、システム・機能ごとに管理画面が異なったり、複数の運用ツールが存在することでユーザー登録・設定が煩雑になるなどのデメリットが存在する。また、それぞれのツールが発するアラートも個々に異なってくるため、スキルの習得にも時間がかかるという課題があった。

 3社はこうした課題に対して、WebSAM System NavigatorとChakraを連携させることで、システムの効率的な運用をサポートしていきたい考えだ。

 NECネクサソリューションズは連携製品をデータセンター、SaaS・ASP事業者を中心に提案していきたい考え。JSOX対応や内部統制の需要を見込み、今後3年間で大手企業を中心に200システムの販売を目指す。

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